総合的地域スポーツクラブとは?

総合型地域スポーツクラブは、日本における生涯スポーツ社会の実現を掲げて、1995年より文部科学省が実施するスポーツ振興施策の1つで、人々が、身近な地域でスポ-ツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、子供から高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブです。

従来のスポーツクラブは、“チーム”というイメージでした。特定の種目、特定の年齢層だけで構成された比較的人数の少ない集まりを、クラブと呼ぶことが多かったと思います。総合型地域スポーツクラブは、多種目・多世代のみなさんの集まりです。

いろいろな種目・いろいろな世代の人がスポーツに参加しやすくなり、また、チーム単位では解決しにくかった問題や共有しにくかったノウハウを、皆で共有することができるようになります。

勝ち負けがあることもスポーツの魅力の一つです。勝った喜び・負けた悔しさが継続性につながるのも事実です。生涯スポーツにも競技性はあります。
生涯スポーツと競技スポーツは両輪なのです。クラブが専門指導システムを持って、体力・年齢・技術レベルに応じて育成していくのが理想です。

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